千葉県の南房エリアにある富浦新港は館山道の富浦インターから近く、都心からも容易にアクセスできます。
このあたりは水質も良く、きれいな海が広がっており魚影も濃く人気の釣り場です。
また足場がフラットな堤防が中心であり、トイレや駐車スペースもあります。
そのためファミリー層から本格的な釣りを楽しむベテラン勢まで楽しめる場所となっています。
住所 | 〒299-2404 千葉県南房総市富浦町多田良 |
アクセス | 車:富津館山道路「富浦IC」から7分 公共交通機関:JR内房線「富浦駅」→南房総市営バス(富浦線「おさかな倶楽部」下車) →徒歩3分 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
コンビニ | 釣り場から1.6km 住所:〒299-2404 千葉県南房総市富浦町多田良1010−1 |
釣具屋 | 田仲釣具店(1.6km) 住所:〒299-2404 千葉県南房総市富浦町多田良1012 9 営業時間:4:30〜19:00(木曜定休日) |
釣り場概要
富浦新港は東西の2本の堤防がメインの釣り場になります。
西側の赤灯台堤防の方が水深がやや深くなっており、多彩な魚が狙えます。
東側の白灯台がある堤防には海水浴場が隣接しており、サーフのターゲットが中心です。
①赤灯台堤防
沖に向かって真っ直ぐ伸びる赤灯台堤防では、内向き、外向きの両側で釣りをすることができます。
ただ、堤防の根元〜中央付近まではヨットが係留されており、ロープに引っかかる恐れがあるので釣りは控えましょう。
また堤防根元付近の外向きは小規模なサーフとなっています。
足元はテトラ帯となっているためメバル・カサゴといった根魚が居着いています。
穴釣りやジグヘッド+ワームでのルアー釣りで狙うことができます。
堤防中央付近はフラットな岸壁となっており、最も釣りやすいポイントです。
なお、手前5mほどは海底に敷石が入っているため根がかりには注意しましょう。
水深は沖で5~7m程となっています。
また、堤防先端付近にもテトラが入っています。
少し乗りづらい形状なので、足場に注意してエントリーしましょう。
この赤灯台堤防でのおすすめの釣りは以下のとおりです。
サビキ釣りでのアジ狙い
まずこの釣り場でのおすすめのターゲットはアジです。
冬場も回遊が見られるため、長い期間狙うことができます。
堤防の内向き、外向きどちらでも狙えますが、堤防の足元に入っている根を躱せる投げサビキ、もしくはジグサビキがおすすめです。
また付け餌にオキアミを使用したカゴ釣りでは、20~30cm程度の良型アジをメインに狙えます。
なお、ここでは外道としてアイゴもヒットします。
特に岸壁沿いに幼魚がよく群れています。
この魚はヒレに毒があり、危険な魚なので注意が必要です。
釣れたら直接触らないようにグリップなどで掴んで針を外しましょう。
ルアーのライトゲームではカマスも狙え、20~30cmの数釣りが可能です。
フカセ釣り・ダンゴ釣りでのクロダイ
クロダイ釣りもこの釣り場では人気です。
夏から秋にかけては餌取りが多いのでフカセ釣りよりもダンゴ釣りがおすすめです。
カイズクラスから50cmを超える大型も狙うことができます。
堤防外向きでは足元は根がかりするので10m程沖を狙います。
また先端付近のテトラ際でも釣果がよく挙がっています。
なお、クロダイ狙いでは澄んだ潮よりも濁りが入っている時がチャンスです。
エギングでのアオリイカ狙い
アオリイカの魚影も濃く、エギンガーも多く訪れます。
堤防からも近くを回遊している姿を度々確認できます。
②白灯台堤防
白灯台堤防は海底がほぼ砂地となっており、水深は3~4mです。
堤防の外向きが一段高くなっており、幅はやや狭いです。
こちらも内側は船が係留されているので、空いているスペースで釣りをしましょう。
こちらでは以下の釣りがメインです。
ちょい投げ釣りでのシロギス狙い
高水温期の夏〜秋にはちょい投げ釣りでシロギスを狙うことができます。
またメゴチやハゼもヒットします。
泳がせ釣りでのフラットフィッシュ狙い
ちょい投げ釣りで上記のシロギスなどが釣れたら、泳がせ釣りでヒラメやマゴチといったフラットフィッシュも狙えます。
外向きのサーフエリアで時折釣果が挙がっているので、活き餌にできる小魚が釣れたら是非挑戦してみましょう!
釣り場周辺施設
駐車場
東西どちらの堤防も根元付近に駐車スペースがあり、無料で停められます。
奥はロープが張られており駐車禁止になっているので注意しましょう。
トイレ
赤灯台堤防側に公衆トイレがあります。
釣具屋
釣り場近辺に2軒ありますが、どちらも徒歩で行くには遠い距離です。
必要な物は事前に立ち寄って、全て揃えるようにしましょう。