これまでの記事ではフカセ釣りに最低限必要な道具類について述べました。
今回はフカセ釣りをする際に便利だと感じたおすすめの道具について紹介します。
仕掛け収納ケース
針やガン玉、シモリ玉などの小さいパーツを仕舞うのには仕切り付きのケースが使いやすいです。
厚みもスリムでかさばらず、ライフジャケットのポケットにも仕舞うのにも適しています。
ケースの裏側には溝があり、2つのケースを組み合わせることもできます。
ウキの収納にはメッシュタイプのウキケースがあると、使用後にケースごと水道でジャブジャブ洗えて便利です。
また写真のタイプのように側面にもファスナーがあるとウキを取り出しやすく、落としてしまう心配も減ります。
偏光サングラス
偏光グラスがあると、水中の様子がある程度見えるようになります。
海底の沈み根、海藻の有無をチェックでき、狙うポイント探しに役立ちます。
また仕掛けの投入後、ウキ下に付けるウキストッパーも着水後に見えるため、糸絡みしていないかを確認するのにも役立ちます。
ウキストッパーが沈んでいかず、ウキのすぐ下で止まっているようならウキにラインが絡んでいるので、一度回収しましょう。
仕掛けが絡んだまま回収するまで気付かず放置していると、無駄な時間を過ごすことになるので釣果アップには重要ポイントです!
グローブ
フカセ釣りでは1日に何百回も柄杓で撒き餌を打ちます。
そのため素手ではだんだん手が痛くなってきますが、グローブをしていると手に掛かる負担をかなり軽減できます。
また夏場は日焼け、冬は防寒対策にもなるので手放せません。
ルアー釣りなど他の釣りでも兼用できるので持っていて損はないアイテムです。
フカセ釣り用のグローブには、針をくっつけられるマグネットシート付きのものもあります。
磯やテトラなどの足場が悪い場所でも針交換の際に落とす心配がなく、作業が楽になります。
釣る前にあらかじめ針をいくつかマグネット部にストックしておけば、いちいち仕掛けケースを取り出す必要もなくなります。
竿受け
磯竿は地面に直置きすると傷が入ったり、穂先が折れたりする危険があるので竿受けに置くようにしましょう。
クリップ式でバッカンに簡易的に取り付けられるものでも機能的には十分です。
「バッカン受三郎」は竿受けの高さを腰の位置まで上げられるので、餌箱の取り付けられるのでいちいち屈むことなく餌を付けられ、さらに便利です。
針外し
チヌのフカセ釣りは基本的に遅アワセで針をしっかり呑ませるので、喉の奥に掛かった針を外す時にあると便利です。
ダイワの「フォーセップ 」を使用していますが、チヌの喉奥まで届く長さがあります。
またベントタイプは針をしっかり掴んで外しやすいです。
加えて、ラインカッター機能も備えているのでこれ一つあれば安心です。
爪により閉じた状態でロックできるので、ライフジャケットなどに吊り下げていても勝手に開かない点も良いと感じています。
ピンオンリール
針外しやカッターなどの小物はピンオンリールに付けて、ライフジャケットやズボンのベルトループからぶら下げておくと使いたい時にすぐ使えます。
バッグからいちいち取り出すよりも圧倒的に便利です!
ウエストタオル
こちらもライフジャケットやベルトループに取り付けておけるようになっており、手を拭きたいときにサッと拭けるのであると非常に楽です。
フカセ釣りは餌を付けた後など、汲んだ海水で手を洗う場面が多いので手拭きタオルは必須です。
キャリーカート
フカセ釣りは荷物が多くなりがちであり、総重量は使用する撒き餌も加わりかなりの重さになります。
車を横付けできる場所は問題ないですが、駐車場から多少歩く釣り場では荷物を持って運ぶのがかなりしんどいです。
キャリーカートがあると大幅に楽に運べるので個人的には必須アイテムとなっています。
↓のものは大きなキーパーバッカンもしっかり固定できるので使いやすいです。
キーパーバッカン
釣った魚を活かしておけるバッカンです。
エアポンプ用のポケットやロッドホルダーも付いており、撒き餌用のバッカンよりもワンサイズ大きめに作られています。
使用後の汚れた撒き餌バッカンをこの中へ入れれば帰りも車内が汚れる心配はありません。
クロダイは50cm級も釣れることもありますが、45cmサイズであれば活かしておくことができます。
容量が大きいので5,6匹程度は活かしておけます。
ただし酸欠にならないよう、エアーポンプは必須です。
側面にエアーポンプ用のポケットが2つ付いています。
なお、エアーポンプには単一の乾電池が必要ですが、充電式は繰り返し使えてコスパが良いのでおすすめです。
電池+充電器で初期投資が必要ですが、数回使えば元が取れます。
普通の乾電池は残量が分からないですが、このタイプは前日に充電しておけば、釣行中に電池切れすることもなくなります。
パーツホルダー
ウキストッパーのセットを瞬時に行えるアイテムです。
クイックセッター下部の穴にラインを通して、ストッパーをそのまま下げて引き抜くと道糸に通すことができます。
パーツを落とすこともないので磯場でも重宝します。
バッカンシート
フカセ釣りを終えたら撒き餌を入れていたバッカンを水とブラシで洗う必要があります。
この作業はそれなりに手間がかかりますが、あらかじめバッカン用のシートをしておけば一切洗わずに済みます。
おわりに
以上、おすすめアイテムの紹介でした!
今回紹介したツールを持っていなくてもフカセ釣りは出来ますが、使用するとこの釣りがさらに効率的になり、釣果アップにもつながると思います。
フカセ釣りにハマったなら最低限の道具を揃えた後、これらも使っていくとさらに快適な釣りが可能になると思うのでぜひ参考にしてみてください!