【初心者向け】釣れない状態から脱却!フカセ釣りでチヌ(クロダイ)を手にするためのポイントを解説

コラム
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フカセ釣りはチヌを釣るために有効な手段ですが、基本的な釣り方が分からないと難しいかもしれません。

自分自身もフカセ釣りを始めて1年くらいは全く釣れず悩んでいました。

しかし釣行を重ねて徐々にコツを掴んでいき、現在チヌの釣果は累計で100枚を超えるところまで来れました。

今回はチヌのフカセ釣り始めたものの、なかなか釣れないとお悩みの方向けに一連の流れや釣るためのポイントを解説します。

自分自身で今思い返すともっとこうしておけば良かった!と反省することも多々あるので、その点も含めて紹介していきます。

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餌の準備

撒き餌の選択

フカセ釣りでの撒き餌は、オキアミに配合餌と呼ばれる粉状の餌を混ぜて作ります。

オキアミは3kgのブロックで1000円弱で売られており、大体どの釣具店でも置いてあります。

ただ、解凍まで時間がかかるので前日の夜に購入しておくか、お店に電話して解凍予約をする必要があります。

オキアミブロックは事前解凍が必要

時期にもよりますが常温で一晩放置すれば翌朝には半解凍〜全解凍状態になります。

自分で解凍する場合はオキアミの汁が出てくるので、バッカンなどに入れておきましょう。

ビニール袋のみだと漏れ出す危険があります。

配合餌の方は様々な特性を持ったものがあり、多くの種類があります。

ざっくり分けると以下のような種類になります。

  • 比重が重く沈みが速いもの
  • まとまりやすく遠投に向いているもの
  • 白色で拡散しやすく濁りを発生させやすいもの
  • ムギやペレットなど粒状の餌が入っており、底まで沈みやすいもの
  • 集魚力が高いもの

ものによっては特定の釣り場にしか向いていないものもあります。

私自身最初は、水深がある釣り場では比重が重いもののみ選んでいましたが、そのようなタイプは拡散性や集魚力が弱いため単体では使いにくいです。

一方でオールラウンドに使用できるタイプは、1種類のみでそれぞれの特性をバランス良く持っています。

フカセ釣りに慣れた方は複数の種類をブレンドしますが、まずは簡単なオールラウンドタイプがおすすめです。

これらのオキアミと配合餌を混ぜ合わせて撒き餌を作ります。

その際の注意点は水分量です。

水を多く入れすぎると撒き餌がベチョベチョになり固まらず、投げられなくなります。

ここで失敗するとリカバーできないので、慎重に水を足していきましょう。

大抵、撒き餌の袋の裏側に目安の水の量が書いてあります。

また計量カップとして使える柄杓ホルダーがあると失敗しにくく便利です。

付け餌

オキアミと練り餌が主流

チヌ狙いの付け餌の主流は生オキアミになります。

撒き餌用の冷凍ブロックから取ることもできますが、付け餌用の加工オキアミの方が身が硬めで餌持ちが良いです。

おすすめはマルキューのくわせオキアミスーパーハードです。

付け方は尻尾を切り落とし、針全体が隠れるように身に沿って通します。

尻尾から頭に向かって針を通す

なお、高水温になる時期は餌取りの活性も高くオキアミがすぐに取られることもあります。

そのような時は練り餌があるとある程度対処できます。

こちらもマルキューの練り餌があればOKです。

カラーはイエローがチヌに対して高実績です。

付け方は針が隠れる程度の大きさで、丸い形になるよう練ります。

仕掛けの準備

仕掛けを作る際は釣り場やその日の状況に応じてウキとオモリの号数を決めます。

港内の流れが緩い場所では、おおよそ以下のような基準で水深に応じて選択します。

水深 ウキ号数
〜3m 0〜G5
4~7m G2~B
7~10m B~3B
10〜15m 3B~1号

決め方としては仕掛けが30秒くらいで馴染むよう調整します。

深い場所ほどラインがウキを通って落ちていき、ウキ止めまで到達するまで時間が掛かります。

そのため深くなるほど重めのオモリで素早く仕掛けを馴染ませます。

さらに潮が速い場合や横風が吹いて道糸が引っ張られ、仕掛けが落ちていかない場合は+αのガン玉を追加します。

ポイントの選び方

フカセ釣りは撒き餌でチヌを寄せる釣りですが、ある程度良さそうな釣り座を吟味して釣りを始めます。

釣り場によって差はありますが、基本的に以下のポイントに注意して選びます。

  • 沖向きの流れが早い場所は撒き餌の同調が難しいので避ける
  • カケアガリやテトラ際など地形変化がある場所を狙う
  • 餌取りのアジや小サバが大量に湧いていない(サビキ釣り師の様子を見る)

タナ合わせ

その日の釣り座が決まったら、まず水深を測定します。

タナ取りのためにゴム管付きのオモリ1~2号を用意し、ゴム部に針を通します。

これによりウキの浮力よりもオモリが重い状態になるので、ウキ止めの位置が水深よりも浅ければその分海面より沈みます。

なお、狙いのポイント以外にも前後左右にも投入すると海底の地形変化も把握できます。

チヌ狙いの場合、基本的にタナはベタ底になります。

付け餌及びハリスが海底を這っている状態が理想なので、まずは水深+50cmくらいにウキ止め位置を合わせます。

仕掛け・撒き餌の投入

撒き餌と仕掛けを準備できたらいよいよ釣り開始です。

仕掛けを投入し、付け餌と同調するようウキ周辺に撒き餌を打ちます。

目安としては1回の投入で撒き餌を3~4杯、ウキから半径2mくらいの範囲を目標に打ち込みます。

なお、流れがある場合は仕掛けと撒き餌がどんどんズレていきます。

そのため上流側に仕掛けを投入して撒き餌を打ったポイントで仕掛けが馴染むよう位置を調整します。

また撒き餌はなるべく1点に集中して打ちます。

位置がバラけるとポイントもブレてくるので、仕掛けの投入位置がズレてもむやみに撒き餌を打つポイントも変えない方が良いです。

投入後に流す時間は5分を目安として、再投入しましょう。

回収後のチェック

仕掛けを回収したらまず付け餌の有無を確認します。

また針上のハリスにもダメージが無いか確認します。

特にフグに噛まれると噛み跡が残っているので見逃さないようにしましょう。

その状態でチヌがヒットしてもすぐに切られてしまいます。

噛まれた箇所は光って見え、手でなぞるとザラザラした感触があるのですぐに分かります。

ハリスに残ったフグの噛み跡

なお、ハリスにヨレが出来ていたらチヌが噛んだ証拠なので集中して釣ります!

アタリとアワセ

チヌのアタリはまずウキが微妙に沈む前アタリが出ることが多いです。

これは付け餌をついばんでいる状態ですが、ここで合わせても掛からず空振りすることが多いです。

アワセのタイミングが早いと、針がチヌの歯に当たってはじかれるので針を飲み込むまで待ちます。

タイミングとしては前アタリの後、ウキが勢いよく沈んで竿先から出た道糸が張るくらいでちょうど良いです。

最初はすぐにアワセを入れたくなりますが、グッと堪えて待ちましょう。

口の奥に掛けられれば外れることはありません。

歯でハリスを噛み切られることもないのでじっくりやりとりできます。

口の奥に針掛かりするとバレにくい

ヒットしてからのヤリトリ

チヌとのやりとりで多かった失敗として、強引なヤリトリをしてハリス切れしてしまうことがありました。

もちろん障害物が多い場所では根を躱す必要がありますが、フラットな地形なら竿で耐えて弱らせればOKです。

ヒット直後はグングン引きますが、リールを巻かなくても竿のパワーで相手の体力を削っていけばOKです。

50cmクラスのチヌでも2~3分で浮いてきます。

チヌは頭を振りながら下へ突っ込むような引きをするので、慣れると姿が見えなくても本命だと分かるようになります。

ランディング

チヌを手元まで寄せたらいよいよタモ入れです。

タモを伸ばす前に、まずは海面まで浮かせて空気を吸わせましょう。

良型だと足元まで寄ってもまだ下へ突っ込もうとします。

しかし完全に浮かせれば勝負ありです。

おとなしくなったところで落ち着いて掬えばOKです。

タモ入れのコツとしては、慌てず空気を吸わせてからにすることの他に、竿をしっかり立てることが挙げられます。

磯竿は約5mの長さがあるため竿が水平な状態だと、足元まで寄せきれずタモが届かなくなることがあります。

竿の角度を90度近くまで立てれば岸壁のすぐ手前まで寄せられ、魚まで近い距離で楽にタモ入れできます。

ヤリトリに夢中になり、道糸をウキの手前ギリギリまで巻いてしまうと竿を立てることが出来なくなりがちです。

しかしレバーブレーキタイプのリールであれば、即座に糸を出して調整できます。

実際ヤリトリについてはドラグ機能だけで十分ですが、あれば何かと便利な機能なのでレバーブレーキはおすすめです。

チヌのフカセ釣りにおすすめのレバーブレーキリール

しっかりとしたレバーブレーキリールは2万円前後からになりますが、本格的なフカセ釣りをしたい方にはぜひおすすめです。

  • 標準糸巻量 ナイロン[号-m]:3-150
  • 自重[g]:285
  • 巻取り長さ(ハンドル1回転あたり)[cm]:93
  • ギア比:6.2
  • 最大ドラグ力[kg]:8.0
  • 最大ブレーキ力[kg]:14.0
  • 標準糸巻量 ナイロン[号-m]:3-150
  • 自重[g]:285
  • 巻取り長さ(ハンドル1回転あたり)[cm]:93
  • ギア比:6.2
  • 最大ドラグ力[kg]:8.0
  • 最大ブレーキ力[kg]:14.0

タモ

タモ網の直径は45cmが主流ですが、大きいほど掬いやすくなります。

ルアー釣り用のLサイズのタモは開口部が大きく、簡単にランディングできます。

さいごに

以上、フカセ釣りの流れとポイントを紹介しました!

最初の1枚を手にするまで苦戦するかもしれませんが、釣り上げた時の満足感は格別です。

私も一番最初に40cmオーバーのチヌを釣ることが出来ましたが、今でも忘れられない1枚です。

良型チヌを目指して頑張りましょう!

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