磯場は堤防とな全く異なる環境であり、堤防では釣れない魚を狙うことができます。
しかし釣り人にとって、磯は堤防よりも危険度が増します。
足場も悪くなりハードルが上がりますが、安全に釣行を楽しむための装備を紹介していきます。

ライフジャケット(重要度★★★★★)

まず必須となるのがライフジャケットです。
磯は堤防よりも落水の危険が増すので、命を守るために着用しましょう。
なお、腰巻きタイプもありますが磯で落水すると打ち寄せる波で岩に体をぶつける危険があります。
また膨張式タイプだと岩で破けてしまうリスクもありますが、ベストタイプだと浮遊体が入っているのでしっかりと体を守ることができます。
磯靴(重要度★★★★★)
足を滑らせないよう磯靴を履くことも重要なポイントです。
靴底はスパイク・フェルト・フェルトスパイクといった種類があり、磯の状態によって適したものを選択する必要があります。
シマノのジオロックシューズは靴底を張り替えることができ、一足で様々な状況に対応できます。

また長靴かヒップウェーダーがあれば釣り座まで水没した場所があってもエントリーできます。

ヒップガード(重要度★★★★)

転倒時の怪我防止にヒップガードも用意しておきたいです。
また磯で座りこむ時にもズボンの破れを防げます。
グローブ(重要度★★★★)

磯を歩く際に転倒しそうになり手を付くこともありがちなので、グローブも怪我防止のためにしておいた方がいいです。
背負子(重要度★★★★)

磯場で移動する際は手が塞がっていると咄嗟の対応ができない恐れがあります。
荷物を背負って手を空けるのに、背負子は非常に役に立ちます。
保冷バッグ(重要度★★★)

磯ではキャリーカートは使えないので、重たいクーラーボックスを持っていくことはほぼ不可能です。
釣れた魚は帰る直前までストリンガーなどで活かしておくか、軽量なクーラーバッグで一時保管しておきます。
また青物などの大型魚が釣れた場合は、水で濡らすだけで保冷できる麻のバッグもあります。
ギャフ(重要度★★★)
特に荒れ気味の磯では、波で揉まれるため魚の取り込み時にタモ網では困難なことがあります。
抜き上げが困難な大型青物狙いでは、ギャフを持っていった方がいいです。
偏光グラス(重要度★★★)

イシダイ釣りなど足元を狙う釣りでは、偏光グラスがあると海底の地形を把握できます。
根掛かり防止にも役立つので、あると便利です。
最後に
以上、磯釣りで使用するアイテムについて紹介しました。
磯は魅力的なフィールドですが危険も伴う場所です。
安全に注意し、好釣果を狙いましょう!