スローな誘いでヒット率アップ!ショアスロージギングで青物・ヒラメ・マゴチを狙おう!

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ショアスローで釣れたヒラメ コラム

近年堤防やサーフ・磯などの岸から青物を狙うショアジギングが爆発的人気となっていますが、今回はその釣りから派生したショアスロージギングについて紹介します!

ゆっくりとしたピッチを主体とするため、低活性の魚やジグの速い動きを追いきれない魚種もターゲットにできます。

通常のショアジギングではヒットさせられなかった魚も狙えることがこの釣りの魅力です!

連続で重いジグをシャクリ続けるショアジギングは体力的にもハードな釣りですが、20~40gのジグを使用してスローに誘えば、かなり体力的に楽できます。

疲労が少なく長時間に渡って釣りを続けられることは魚のヒット率向上にもつながります!

今回紹介するタックルは使用するジグの重さを40gまでと想定します。

ライトなタックルでハマチクラスの中型青物やヒラメ・マゴチ、さらにはアコウ(キジハタ)といったターゲットをより手軽に狙える装備について述べていきます。

必要なタックル

ロッド

ライトショアジギングロッドをこのショアスローにも流用できますが、メーカーによってはショアスロー専用のロッドもあります。

専用ロッドはティップがより繊細であり、ジグの着底が分かりやすいため特にボトムをじっくり探る釣りがやりやすいです。

ジグが着底しても把握できず、海底に落ちたままになり間が空くと、魚に見切られてしまうので重要な要素です。

私は水深がそれほど深くない場所(15mまで)や漁港の内向きを狙った近距離戦で、15~20gほどの軽量ジグを投げる際はパームスの「ショアガンエボルブ SFSGS-991・SS」を使用しています。

ロッドに粘りがありキャストしやすく気に入っています!

飛距離は20gのジグで80~90mは飛んでくれます。

ルアーウェイトの上限である30gのジグでもロッドに負け感はなく、余裕を持って飛ばせる印象です。

ロッドのリールシートからエンド部までも長さがあり、グリップを脇に挟んだり、肘に当てて安定してシャクしやすいため疲れにくい点も良いです。

ショアガンエボルブ・ショアスローモデルの解説
  • 全長[ft]:9.9
  • 適合ルアーウェイト[g]:10~30
  • 適合ライン[lb]:6~16
  • 自重[g]:173

また他にはメジャークラフトからもショアスロー専用ロッドが発売されています。

  • 全長[ft]:8.6
  • 適合ルアーウェイト[g]:10~30
  • 適合ライン PE[号]:0.4~1.5

リール

1.0号までのPEラインが200m巻ければ十分なので、2500~3000番を選択します。

また1回あたりの巻き量が多いハイギアモデルがシャクった後のラインスラッグを回収するのが楽になります。

目安としては1巻きで90cm以上が理想的です。

以下のモデルがおすすめになります。

  • 標準糸巻量 PE[号-m]:1.5-200
  • 自重[g]:315
  • 巻取り長さ(ハンドル1回転あたり)[cm]:95
  • ギア比:5.6
  • 最大ドラグ力[kg]:7.0
  • 標準糸巻量 PE[号-m]:1.0-400, 1.5-270, 2.0-200
  • 自重[g]:225
  • 巻取り長さ(ハンドル1回転あたり)[cm]:94
  • ギア比:6.4
  • 最大ドラグ力[kg]:9.0
  • 標準糸巻量 PE[号-m]:0.8-200, 1.0-190
  • 自重[g]:180
  • 巻取り長さ(ハンドル1回転あたり)[cm]:93
  • ギア比:6.2
  • 最大ドラグ力[kg]:10.0

ライン

ライトタックルではPEラインの0.6号~1.0号をメインで使用します。

青物狙いの場合でも40~50cmのイナダ(ハマチ)クラスまでであれば、0.6号で十分取り込めます。

ただ、混雑する場所では走られないために多少強引なヤリトリができるよう、1.0号くらいを用意するのが理想的です。

なお、ラインカラーが10mごとに色が変わるラインを使用すると、ヒットしたポイントを正確に把握できるため連続ヒットを狙うのに役立ちます。

ショックリーダーはPEラインのポンド数に合わせ、12~20lbあたりを使用します。

ヒットしたポイントの確認に便利な10色ライン

ルアー

沈下速度が遅く設計されたジグを使用する

ショアスロージギングではフォールでヒットさせやすくするため、通常のジグよりも沈下速度の遅い専用のジグがあります。

メジャークラフト/ジグパラスロー

値段が安く、良く釣れるので一番使用頻度が高いジグです。

また後方重心で飛行姿勢が安定するので飛距離も抜群です!

沈下速度は約1m/秒と少し速めなので、特に水深の場所での釣りで使いやすいです。

ただ、このジグは20gのものは全長が短いため前後のフックが絡まりやすいです。。。

アシストフックをもう少し短くして欲しかったです。

30g以上ではフックは絡まることなく問題なく使えており、このルアーでバンバン釣果を挙げられています!

パームス/スローブラットキャスト

沈下速度やアクションが異なる様々なタイプが用意されていますが、まずはスタンダードな「スリム」がおすすめです。

沈下速度は80cm/秒で、少しゆっくり落とせます。

堤防・サーフとオールラウンドに使用できるショアスロージグです。

全長が長くアピール力が高い「ロング」、リアバランスで抜群の飛距離を出せる「ワイド」などタイプによって変化を付けられます。

この釣りの弱点とその対策

根掛かりが多い

特にフラットフィッシュ狙いでボトム付近を探る場合は必然的に根掛かりも増えます。

シモリが多いポイントではリアフックを外したり、着底する前にシャクり始めるなどの対策が必要です。

横風に弱い

この釣りではジグをシャクって誘い上げた後のフォール中に食ってくることが多いですが、横風が吹くとラインが取られてアタリが分かりにくくなります。

対策としては竿先を海面近くまで下げて風をなるべく受けないようにしてシャクるか、ジグを重くしてラインがしっかり張るようにすることが挙げられます。

おわりに

ライトタックルでのショアスローは軽量で疲れにくく、広範囲をじっくりと探れるため手軽にできる釣りです。

ランガンしながらターゲットが居る場所を探し当てていく楽しさがあり、自分は結構好きな釣り方です^^

ターゲットも幅広く狙えるため、とりあえずルアー釣りを始めたい方にも非常におすすめです!

ショアスロージギングの釣行記

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