サビキ釣りで堤防から手軽にアジ・イワシを狙おう!必要タックル・道具について

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コラム

サビキ釣りは小型ターゲットの数釣りが可能であり、初心者でも簡単に釣ることができます。

難しいテクニックは必要ではなく、数ある釣りの中で最もポピュラーと言えるのがこのサビキ釣りです。

今回は釣り初心者が道具を購入する際に、サビキ釣りをはじめ他の釣りにも使用できるものを紹介していきます!

サビキ釣りタックル
サビキ釣りタックル概要

竿

サビキをはじめとする堤防での色々な釣りに使用できる万能竿というものが各メーカーから販売されています。

この万能竿は安い価格で購入できるため、初期費用を抑えたい方にはおすすめです。

長さは様々な種類がありますが、3.0~3.6m程度が扱いやすい。

なお、竿のスペックを表す指標の一つとして適合オモリの号数というものがあります。

サビキ釣りでよく使用するオモリは5~10号程度ですが、15号までカバーできると1本の竿で様々な釣りに転用できます。

竿の選択肢として、もう一つに磯竿というものもあります。

価格は少し上がりますが、エントリーモデルでは1万円以下で購入できます。

磯竿を使用する場合は3号程度がある程度仕掛けを飛ばせるため、ちょうど良いです。

リール

リールには番手という指標があり、これはリールの大きさを表しています。

番手の数字が大きくなるほど大物向けであり、太いラインをたくさん巻けます。

サビキ釣りやその他のちょい投げ釣り、胴突き釣りなどでは3~4号のナイロン糸が150m巻ける2500~3000番を選ぶといいです。

ダイワのレブロスは2020年版のモデルでダイワのドラグ技術:ATD(オートマチックドラグシステム)が搭載されました。

かつては上位機種にしか無かった機能が数千円の価格帯の機種にも採用されており、とてもおすすめです。

先を見据え、サビキ釣りからちょい投げ釣りなどの他の釣りへもステップアップして使用したい方には一押しのリールです!

ラインはナイロン製の500m巻きのものが数百円で購入できます。

良いラインは150m巻きで1000円台で売られていますが、サビキ釣り用ではそこまで高価なものでなくてOKです。

さらに安価なモデルではラインが付いているものもあります。

しかし1000円程度で売られている安価すぎるものは耐久性がなかったり、ラインの質が悪くてすぐに絡みやすかったりします。

ある程度先を見据えて選びたいのなら、最低でも以下のクラスをおすすめします。

仕掛け

サビキ釣りはカゴに撒き餌を入れて魚を寄せ、 疑似餌が付いた針に掛ける方式です。

多くの仕掛けには針が6本程度付いており、うまく釣れば一度に数匹ずつ効率よく釣ることが出来ます。

針のサイズはその場所で釣れる魚のサイズに合わせる必要があります。

10cmまでの豆アジサイズだと針1号前後、10~15cmで針3~5号、20cmを超える良型が混じるようなら6~7号あたりを選ぶと良いです。

豆アジサイズ専用の仕掛けも販売されている

コマセカゴ

コマセを入れるカゴ

仕掛けの一番下には撒き餌を入れるカゴを取り付けます。

このカゴはオモリと一体となっており、その号数が表記されています。

水深や潮の流れによって使い分けますが、サビキ釣りがし易い湾内の穏やかな場所で水深10m程であれば5~10号で十分です。

なお、カゴは根掛かりなどで割とロストしやすいので予備を2~3個用意しておくと良いです。

撒き餌

魚を寄せる撒き餌はアミエビを使用します。

こちらは釣り具屋で冷凍ブロックのものが1~2kg数百円で販売されています。

アミエビはにおいが強く集魚効果は抜群です。

コマセバケツがあると釣り具屋での購入後、解凍時に汁がこぼれないので車での移動時も安心です。

密閉できるフタも付いているので倒れても心配ありません。

アミエビの保管に便利なコマセバケツ

少し割高になりますが常温保存でき、解凍せずにサッと使えるタイプもあります。

カゴに冷凍ブロックのアミエビを詰める際は小さいスコップがあると手が汚れにくく便利です。

また釣り場に着いてまだアミエビが解凍できていない時も、スコップでザクザクと崩して早く解かせるので役に立ちます。

ウキ仕掛けで沖を狙う場合

釣り場によっては手前の岸壁付近が非常に浅くなっていたり、テトラや沈み根が入っていて足元が狙えないときは、ウキを使用した投げサビキ仕掛けを使用すると良いです。

水深がある沖を狙うことで手前よりも釣果が期待できます。

足元に敷石などが入ってい浅い時は、沖を狙ってみよう
サビキのウキ仕掛け
投げサビキ仕掛け概要

この釣り方では、上記で紹介したものに加えて次の仕掛けが必要です。

ウキ

使用するカゴの号数と同じものを使用します。

目安としては8号を中心にその前後で選べばOkです。

なお、ウキのトップ部にケミホタルを付けられるものや、電池を取り付けられる電気ウキタイプもあります。

夜釣りで使用する場合はこちらを準備しておきましょう。

ケミホタルには大きさの規格として「25, 37, 50, 75」といった種類があるので、ウキの取り付け穴に合うものを選びましょう。

上記のウキでは「50」が取付可能です。

大抵のウキには商品説明欄に、合うケミホタルのサイズが書いてあるのでチェックしてみてください。

電気ウキには専用のリチウム電池を使用します。

ウキ止め糸・シモリ玉

仕掛けが沈むタナを設定するために、ウキの上にはシモリ玉を通し、さらに上にウキ止め糸を結びます。

道糸の太さによってシモリ玉のサイズを決めます。

ナイロン3~4号ではSサイズなどの小さ目を選ぶと良いです。

大き目のシモリ玉では穴径が大きく、ウキ止めがすり抜けてしまうので注意です。

からまん棒

ウキの下にからまん棒を取付ると、ウキが仕掛けのすぐ上まで下がらないので糸絡みを防止できます。

投げサビキ用仕掛け

投げサビキをする際に注意が必要なのが、幹糸の強度です。

通常のサビキ仕掛けは幹糸が1~1.5号といった細めのものが中心です。

幹糸とは各針が結ばれている仕掛けの中心の糸です。

これだと一番下のコマセカゴ+撒き餌の重みに耐えきれずに、投げるときに仕掛けが切れてしまいます。

幹糸が3~4号程度ある太めのものを購入しましょう。

幹糸の号数をチェックして選びましょう

便利な仕掛けセットもあり

これまでウキ仕掛けに必要なものを紹介してきましたが、一つ一つ買っていくのが面倒だと感じた方は、一式すべてそろったセット仕掛けも販売されているのでこちらもおすすめです。

道糸の先端を結ぶだけでセットできるようになっており、初心者でも簡単に準備できます。

その他あると便利なグッズ

水汲みバケツ

釣り場で海水を汲むのに使用します。

汲んだ水で手を洗ったり、釣れた魚を活かしておけます。

また、釣りを終えて帰る際に地面に散らばった撒き餌を洗い流すのにも使うため、ほぼ必須のアイテムです。

フィッシュグリップ

サビキ釣りでは外道としてハオコゼやアイゴといった毒針を持つ魚も釣れることがあります。

これらの魚を素手で針を外そうとすると刺される危険があるので、必ずフィッシュグリップを使用しましょう。

毒針を持つ魚には触れない

最後に

サビキ釣りのターゲットは小型中心ですが、美味しい魚を初心者でも狙える釣りです。

釣りデビューを考えている方やファミリーフィッシングを楽しみたい方はぜひ気軽にできるこの釣りをしてみてはいかがでしょうか!

またサビキで釣った小魚を餌にする泳がせ釣りで大物を狙うこともできます。

置き竿で楽に青物やヒラメといったターゲットを堤防でも手軽に狙えるので、サビキ釣りのついでにチャレンジするのもおすすめです!

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