Goproはアクションカメラの代表格で、様々なシーンに使用できます。
釣り分野でその例に漏れず、Youtuber御用達のカメラとなっています。
私自身、最近このアクションカメラを導入して撮影し始めています。
今回の記事では釣り動画を撮影するメリットやおすすめアイテムについて紹介します!
釣り動画撮影のメリット
記念すべき釣行を映像として残せる
私がGoproを使用する一番の理由がこれです。
自身の釣り人生でメモリアルフィッシュが釣れるシーンはいつ来るか分かりません。
一生の思い出となる釣行を鮮明な映像として、何年経っても振り返れることには非常に価値を感じます。
データの蓄積になり今後の釣行に活かせる
ヒット時の映像が残っていると、ルアーのアクションのさせ方や仕掛けの投入位置などを振り返ることができます。
ファイト時は余裕がないことも多く、あまりヒットの瞬間を覚えていないことも多々あり、ノウハウの蓄積に役立ちます。
またバラしてしまった時でも、後で映像を見て今後の反省もできます。
水中撮影によりポイントの状況も確認できる
カメラを水中へ沈めて撮影すれば、実釣中の様子も見ることができます。
リアルタイムでの確認は不可ですが、帰宅後に地形や本命・餌盗りの有無が分かるので釣り場の情報収集ができます。
Goproでの撮影レビュー
広角な映像は釣り動画に最適
Goproでは標準的な視野の他、広角レンズも選択できます。
広角レンズは釣り場の様子を広く映し出せるので釣り撮影に重宝しています。
カメラをやや下向きにして撮影すれば足元までを映るので最後のランディングも撮影できます。
バッテリーの持ちについて
現在使用しているGopro HERO9のカタログ値は以下のようになっています。
撮影モード | 駆動時間 |
5K/30fps | 約90分 |
4K/30fps(4:3) | 約110分 |
4K/60fps | 約70分 |
2.7K/120fps | 約80分 |
2.7K/60fps(4:3) | 約90分 |
2.7K/60fps | 約90分 |
1080p/240fps | 約80分 |
1080p/120fps | 約100分 |
1080p/60fps | 約110分 |
なお、私は普段の釣行ではそこまで高画質は必要ないと考え、1080p/30fpsで撮影しています。
加えて前面・背面液晶をOFFにした状態でGoproの純正バッテリーを使用して、実際の連続撮影時間は100~110分程度となっています。
しかし釣行時はもっと長い間釣っていることがほとんどです。
ヒットシーンを確実に収めるには開始から終了まで全てカバーする必要があるため、予備バッテリーは必須です。
画質と記録時間
Goproは4K,5Kといった高画質での撮影も可能ですが、データ容量もその分大きくなります。
しかし1080pでも十分綺麗に動画を残せると感じています。
この画質の場合、記録するSDカードは128GBで約5時間撮影できます。
倍の256GBでは約10時間撮影できるので、これで日中ずっと釣りをしながら撮影しても足ります。
また現地でのSDカードの入れ替えもせずに済むため、汚れた手で触り不具合が起こったり、落として紛失するリスクもなくなります。
以下のSDカードを使用していますが動作には全く問題なく、快適に使用できています。
SDカードの保管は以下のケースでしています。
12枚までのカードをスリムなケースで保管できます。
コンパクトでライフジャケットのポケットにも入れられるサイズ感となっています。
おすすめGoproアクセサリー
ネックマウント
普段はネックマウントを使用して撮影していますが、アングル的にちょうど良いと感じています。
また装着も簡単で手軽に撮影でき、全体の風景、手元、足元の海面までバランスよく映せ満足しています。
2口以上の充電器
Goproは本体へ直接充電することもできますが、フル充電まで数時間かかります。
複数個のバッテリーがある場合は他に専用の充電器がある方が圧倒的に早いです。
特に遠征時など連日釣りをする場合、宿で充電できる時間も限られます。
一つずつバッテリーを充電することは睡眠時間を削ることになりかねません。
なるべく複数個同時にできる充電器は欲しいです。
加えて、釣り場でも充電できるようモバイルバッテリーもあれば便利です。
予備バッテリーが少なくても、使い切ったバッテリーをすぐに充電すれば長時間撮影を続行できます。
水中ハウジング
Gopro本体には防水機能があり、水深10mまではそのまま水中に沈めることもできます。
しかし本体をぶつけて傷が入らないよう、念の為ハウジングを付けることもおすすめです。
またこれにより水深60mまでの撮影が可能となります。
純正ハウジングは本体取り付けた状態で、しっかりと電源ボタンおよび撮影ボタンを押すことができます。
操作感には特に問題がなく、スムーズに撮影を開始できます。
水中への投入時はイシダイ釣りなどで使用するワイヤーハリスで輪を作り、そこへスナップ付きサルカンで接続しています。
そのまま予備タックルを使用し、足元へ吊り下げて撮影しています。
撮影時は足元の岩や岸壁に引っ掛かるのを避けるため、長めの磯竿を使用してなるべく障害物から離して投入しています。
遠投カゴ釣りで使用するような3~4号、5.3mの磯竿が適しています。
また万が一ラインが切れてロストしないよう、リールには太めのナイロン10号を巻いています。
なおワイヤーを留めるクリップとハンドプレッサーが必要となりますが、これを使用すれば撮影時に外れることはありません。
サイズはどれでも構いませんが、私はイシダイ釣り用のものを流用しているのでワイヤーが37~38番、スリーブはSサイズの組み合わせを使用しています。
ハンドプレッサーも使用するスリーブのサイズに適用したものを選ぶ必要があります。
スナップ付きサルカンはどれでも良いですが、なるべく大きめで強度があるものだと安心です。
なお、この方式では水中ではカメラが自由に回転するので撮影したい方向をコントロールすることはできません。
しかし潮流に任せて放置していると常に回転するので、ほぼ360度見渡すことができています。
足元の地形や居る魚を把握するには割と十分です。
また磯場ではピトンを使用して竿受けに置いておくと良いです。
撮影用として竿を置いておくだけであれば、ピトンの性能は気にしなくていいので以下のような安いモデルでも十分です。
イシダイ釣りなど大物狙いにも使用するのであれば、もっと造りがしっかりしていて使いやすいものがおすすめです。
ミニ三脚
地上で一歩引いたアングルで竿全体を撮影し、ヒットシーンを撮る場合は三脚を使用します。
この方式ならその場を離れていたりよそ見をしていてもアタリの瞬間を逃しません。
しかしテトラ上など不安定な場所では落下する危険があるため、フラットな足場限定となります。
Goproは釣りに超おすすめアイテム
私自身Goproを購入して釣りに使い始めてみて、非常に満足しています。
過去の釣行を鮮明に振り返れるということは思い出の記録だけに留まらず、技術向上にも役立てられるため確実にステップアップになります。
また海中にいる魚も確認できる点も大きなメリットです。
見ているだけでも面白く、釣り場のデータ収集もできます。
熱心な釣りファンの方はぜひ導入してみてはいかがでしょうか?