おすすめの遠投カゴ釣り用カゴを紹介!各種類の容量・遠投性などをインプレ!

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レビュー

遠投カゴ釣りに使用するカゴは様々な大きさや形状があり、それぞれ異なった特徴を持っています。

そして狙う魚によって適したカゴは変わってくるため、最適なカゴを選ぶことが好釣果につながります。

今回は実際にこれまでの遠投カゴ釣りで使用したカゴを紹介します。

ダイワ/ジェットカゴ遠投SS

このカゴの大きな特徴は、内部でステンのシャフトにリングを介してワイヤーでカゴの下部が接続されている点です。

一般的なステンシャフトのカゴと違い、途中で折れるためカゴの下部を横にずらすことができます。

この機構によりカゴを大きく開けられるため、撒き餌のオキアミを詰める作業がとてもやり易いです。

水中でも大きくカゴが空くため一気にドバッと撒き餌を放出できます。

そのため特に青物狙いの釣りに向いているカゴです。

カゴのサイズはS及びMの2種類あり、オモリの号数はそれぞれ6~15号となっています。

欠点としてはカゴを閉める際に上下でズレが生じると、キャスト時に蓋が開き空中で餌がバラまかれます。

キッチリ閉めずにキャストするとほぼ失投する

また飛行姿勢のブレはあるため、最大飛距離はそこそこ(60~70m)です。

なお、このカゴはあらかじめ天秤代わりのアームが付いたモデルもありますが、別途天秤を用意したい方は以下の「天秤用」と書かれたタイプを購入してください。

天秤と一体型のタイプはこちら↓

サニー商事/アポロカゴ

アポロカゴは側面の扉から撒き餌を詰めるタイプです。

そしてこの蓋の閉め具合を調節できるため、海中で撒き餌を放出するスピードをコントロールできるのが特徴です。

マダイ狙いなどポロポロと撒き餌がこぼれていく撒き方が理想の釣りには最適です。

扉開度の微調整が可能

付け餌は下部の別室に入れる構造となっています。

この部分に付け餌+さらに数匹のオキアミを入れることもできます。

撒き餌容量・価格・飛距離もそこそこでありバランスが良いため、割とメインで使用するカゴです。

なお、アポロカゴには一度に餌を巻くことができる一発カゴタイプもあります。

煙幕に突っ込んでくる青物狙いの時には特に有効です。

タナに到達したら一気に餌を放出できる

SANNA(サンナー)/遠投アシストカゴ

細身のシルエットであるため空気抵抗が少なく、飛距離を伸ばしやすいカゴです。

ナイロン6号のスピニングタックルで最大90mは行けました。

また他のカゴよりも安価で買えるメリットもあります。

デメリットとしてはカゴを開けた時に上下のスペースが最大で2cm程なので餌が若干入れづらいです。

全開でも幅は2cmほど

なお、上部に付いているカゴの開度を調整するストッパーは割と緩く、ほぼ意味はありません。

しかし上記のように元々開く範囲が狭いため、これはあまり問題ないかと思います。

ストッパーのゴムは機能していない

また細身ゆえに撒き餌を詰められる量は若干少ないです。

ピアレ/超遠投カゴ

遠投性を追求した高性能なカゴであり、スピニングタックルでも飛距離100m超えを狙えます。

これよりも飛ばせるカゴは今のところありません。

加工精度も非常に高く、上下の噛み合わせもピッタリで狂いがありません。

そのため空気抵抗が抑えられ、さらにキャスト時の姿勢のブレもありません!

このカゴの唯一の欠点は、なんと言っても値段です。

1個3000円オーバーなのでロストすると痛いです。

近投ではなかなか釣れない時や、飛距離が求められるサーフ、また広範囲を探って周囲よりも好釣果を挙げたいと思う本気の時に使うカゴです。

なお、他のカゴのように撒き餌を内部に収納するためのハリス用スリットがありません。

本気の遠投すると付け餌が外れないか心配になるため、私はカゴの上側を棒ヤスリで少し削ってスリットを作っています。

削り易い素材なので手作業ですぐできます。

ハリス用の穴は手作業で加工可能

使用するヤスリは三角型が削る範囲を最小限にできると思います。

V.I.P / 海神 遠投カゴⅡ

容量がやや多めでスタンダードな形のカゴです。

1500円程度で飛行姿勢も割と良く、安定感があり使用機会は割と多いです。

カラーもピンクやブルー、蛍光色など様々あります。

最後に

以上、各種遠投カゴ釣り用のカゴを紹介しました。

上記のものが割と手に入りやすく、スタンダードなカゴかと思います。

用途に適したカゴを選択し、カゴ釣りを楽しみましょう!

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