もうすっかり冬本番となり、水温が低下する時期となりました。
狙えるターゲットも減ってきますが、今回は久々に遠投カゴ釣りをすることにしました。
オキアミを餌にした釣りなのでオールラウンドに狙え、冬場も割と楽しめる方法だと個人的に思っています。
釣り場は今回初となる静岡県沼津市の千本浜にしました。
水深があり、カゴ釣り師も多いポイントらしいので期待大です。
序盤は静かな雰囲気
釣り場には遅めの10時半頃到着しました。
駐車場から階段を降りて行き、すぐのところに釣り座を構えます。
この日は快晴で風もほとんどなく、暖かくてやりやすいコンディションです。
しかし浜を見渡してみると、投げ釣り師が数人居るだけで誰もカゴ釣りをしていないようです。
もしかしてもうこの時期は釣れてないのか…?と不安が過ぎります。
しかし物は試しということで準備します。
本日は両軸タックルでの遠投カゴ釣りです。
- 竿：ダイワ遠投磯竿4号 5.7m
- リール：アブガルシアベイトリール
- 道糸：ナイロン6号
- ウキ：遠投ウキ15号
- カゴ：ロケットカゴ15号
- ハリス：4号 2ヒロ
- 針：チヌ針4号
- 撒き餌：ボイルオキアミ、アミエビ
- 付け餌：ボイルオキアミ
仕掛けは一応マダイを想定したセッティングにしました。
まずはオモリを付けて水深を調べます。
20mくらいはあるかと想像してましたが意外に浅い。。。
沖で12m程度でした。
まずは底付近にタナをセット合わせて開始します。
潮はゆっくりと右から左へ流れています。
何度か打ち返しましたが餌も取られず、反応がありません。
地上と同様に、海中も静かな雰囲気です。
そのままアタリが無いまま午後へ突入します。
突然のヒット！正体は…?
周囲にカゴ釣り師が居ないので、とにかく餌を撒いて魚を寄せることに集中します。
移動した方が良いのか。。。？とも考えましたがきっとチャンスは来ると信じてこのポイントで粘ります。
すると13時半頃、それまで無反応だったウキがチョンチョンッと小刻みに揺れます。
餌取りか？と思いましたがそのまま数秒様子見しているとズボッとウキが入りました。
よし来た！手応えからしてまあまあのサイズでしょう！
時折グーンッと強烈が突っ込みをします。
ドラグは出さずにグッと耐え、じわじわ寄せて来ると赤茶っぽい魚体が波打ち際に見えました！
おっ！これはもしかして大本命のマダイか！？
なかなかの重量があるのでずり上げての取り込みは無理だと思い、タモでランディングします。
無事取り込み成功です！
しかし釣れたのは見慣れない模様のある魚です。
正体はマダイではなくコショウダイでした。
50cmの良型です。
良い引きをしてくれて楽しませてもらえました。
さらに追加のヒット
ひとまず釣果を挙げられて、まだまだ釣れるかもと希望が出てきました。
14時半の干潮を迎え、ここから潮が上がるタイミングに期待します。
日も傾いてきて、なんだか釣れそうな雰囲気を感じます。
一度仕掛けを回収しようとすると微妙な重みが乗ります。
フグのスレ掛かりでした。
途中で針を1度取られましたが、やはり正体はコイツでした。
しかしそれからすぐに、今度は良いアタリがウキに出ます！
アワセも決まり、ヤリトリを楽しみます。
今度は銀色の魚体をしてます。
今度はカゴ釣りでお馴染みのクロダイでした。
これも40cmオーバーの良型です。
今回はGoproも付けながら釣りをしており、このクロダイのヒットシーンの撮影にも成功しました。
（なお先ほどのコショウダイの時は起動しておらず失敗。。。）
さて、コショウダイ、クロダイと来たら次はマダイでしょう！と意気込みます。
夕まずめを迎え、最後のワンチャンスに賭けます。
しかし正面からの風が吹き始め、潮も左から右へ爆速で流れるように。。。
あっという間にウキが横へ流されていきます。
難しいコンディションの中粘りますが、無念のタイムアップ。
本日はここで納竿です。
本日の釣果
- コショウダイ✖️1(50cm)
- クロダイ✖️1(42cm)
- フグ✖️1(20cm)
クロダイの方は針を飲まれていたのでキープし、コショウダイはリリースすることに。
本命のマダイは来ませんでしたが十分楽しめました！
１日快晴で寒さもなく、気持ちの良い天気でした。
また来よう。。。
