全国釣り紀行 | 全国各地での様々な釣り情報を発信 https://rei-fc.com 全国各地での様々な釣り情報を発信 Sun, 24 Mar 2024 10:07:07 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://rei-fc.com/wp-content/uploads/cropped-IMG_1090-コピー-32x32.jpg 全国釣り紀行 | 全国各地での様々な釣り情報を発信 https://rei-fc.com 32 32 ダイビングペンシルやポッパーで青物を狙おう!トップゲームの魅力・方法を解説 https://rei-fc.com/column/top/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=top Sat, 23 Mar 2024 13:33:33 +0000 https://rei-fc.com/?p=7851 青物をルアーで狙うメジャーな方法として、ショアジギングが挙げられます。

ジグを遠投して釣る方法は近年人気が急上昇し、堤防からも青物狙いを楽しむアングラーをよく見かけるようになりました。

特に40g程度の比較的軽めのジグを使用するライトショアジギングはより手軽に青物を狙えます。

その一方で、フローティング式のプラグで海面付近を狙う方法もあります。

このような釣りはトップゲームと呼ばれ、特にヒラマサ狙いではショア・オフショア共によく行われます。

トップゲームの魅力

この釣り方の魅力は、なんといっても魚が豪快にルアーにアタックする瞬間が見えることです。

水面を泳ぐルアー付近にいきなり水柱が立ってファイトが始まり、これは他の釣りでは味わえません。

トップゲームのメリット

特にヒラマサはブリとは異なりヒット後に海底の根に向かって突っ込んでいきます。

ジグを使用しボトム付近でヒットすると、根に近い場所で走られると根ズレの危険が増します。

一方でトップ付近からファイトを開始すると、根まで距離があるため余裕が持てます。

強烈な引きでラインを出されても、魚が根に到達するまでに止められれば獲れる確率が上がります。

また海底の地形が荒く、ジグでは根掛かりのリスクが高い場所にも水面のみを攻めるため有効です。

タックルは通常のショアジギング用のものを流用可能であるため、このようなトップ用のルアーも持っていると幅が広がります。

使用するルアー

ダイビングペンシル

ダイビングペンシルは水面でS字を描くようなアクションをして、弱ったベイトを演出します。

頭を水面に出した状態からロッドワークで引っ張るとダイビングアクションをします。

使い方としては直立した状態でロッドを箒を掃くような動作でスイープしルアーをダイブさせます。

1回のジャークでリール2回転分泳がせるアクションが基本となります。

ダイビングペンシルのアクション

一度ロッドを前に出し、ラインスラッを作ってからアクションさせることがポイントです。

ラインが張った状態で引っ張ると、水面を飛び出しミスダイブしやくすなります。

操作しやすいと感じたおすすめのプラグは以下になります。

マリア/ラピード

サイズが130mm・30g、160mm・50g、190mm・65g、230mm・100gの計4種類あります。

タックルに合わせて適切な重要を選びましょう。

アピール力は中立寄りですがミスダイブしにくく、簡単にアクションさせやすいルアーです。

パームス/ラッシュダイブ

こちらもダイブさせやすく使いやすいです。

また160mmのサイズで68gと同サイズのラピードよりも重いので風があっても飛ばしやすいです。

その他140mm・40gと180mm・87gのサイズもあります。

ただ巻きすると水面直下をスイミングさせることもできます。

なお、標準装備のトレブルフックは若干錆びやすいのでじきに交換が必要になります。。。

ラッシュダイブのフック

ポッパー

前面が水を受けるカップ形状となっており、水飛沫とポップ音によるアピールが可能なルアーです。

また風があり海面が波立っている時にもアクションさせやすいです。

テンションを抜くと水平を保ったまま海面に浮くものと、ダイビングペンシルと同じく直立して頭を出すタイプがあります。

水平タイプはある程度水深がある場所で、下から誘い出す場合に魚から見やすく有効です。

一方直立タイプは魚が水面付近に居る場合、アクションを止めて立たせるとルアーのシルエットを大きく見せられます。

デュエル/バレットブル

水平姿勢をキープするタイプのポッパーです。

130mm・50gと160mm・80gの2種類あります。

マグネットによる重心移動システムにより飛距離90mオーバーを狙え、遠距離を探ることができます。

キャスト時にはブレが少なく姿勢を保ったままスーッと飛んで行ってくれます。

頭のカップ部が深く、より大きな音と飛沫を出しやすいため広範囲の魚にアピールできます。

フックのセッティング

トレブルフック

他のルアーでもおなじみのトレブルフックはヒット率が良く確実に魚を掛けたい時におすすめです。

また替えフックのコスパも優れています。

デメリットとしてはルアーのボディに当たり、塗装が剥げやすいことがあります。

フックが標準装備されているルアーはほぼこのタイプが付いています。

フックによる塗装ダメージは受けやすい

シングル/ダブルフック

シングルフック装着

1本もしくは2本のフックが付いたものもプラグには用いられます。

このタイプだとフックによるボディの塗装を軽減できます。

また魚へのダメージも少ないため、リリースを考えている時はこちらがおすすめです。

デメリットは少し割高な点で、1個あたり300~500円程度かかります。

なお、最初にフックが付いていないのルアーは併せてスプリットリングも必要となります。

便利アイテムなど

ルアーケース

深さ60mm程度の深いケースがおすすめ

大型プラグには深いタイプのケースが便利です。

スペースに余裕がありプラグ4~5個は入ります。

仕切りのないタイプであれば200mm程度までのルアーは入ります。

このタイプのケースであればライフジャケットのポケットにも入れることができます。

終わりに

サイズの大きいプラグを使用したトップゲームは魚により強くアピールでき、ジグ単体よりも攻めの幅が広がります。

ルアー単体の価格がやや高価であることがネックとなりますが、根掛かりでロストする心配はありません。

すでにショアジギングを始めている人も新たな手法として試してはいかがでしょうか?

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大物を手にする最後の関門!タモ入れのコツを解説 https://rei-fc.com/column/landing-tech/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=landing-tech Sun, 17 Mar 2024 04:29:25 +0000 https://rei-fc.com/?p=11031 大物をヒットさせた際には最後の取り込みでタモ入れが必須となります。

しかし慣れないうちはなかなか魚を掬うことができず、最悪そこで失敗しバラしてしまうこともあります。

私も初めての頃はなかなかうまくいかず、苦労しました。

特にこのタモ入れは魚が釣れた時しか練習できないため、機会も限られます。

しかし何度も繰り返していくうちにこの作業にも慣れ、今では良型の青物も一人でタモ入れできるようになりました。

魚とのヤリトリで最後の関門となる作業ですが、また周囲の手を借りられない状態では自分でやるしかありません。

今回はこれまでの経験で得た、タモ入れを成功させるためのコツを紹介していきます。

十分に魚の体力を削る

まず第一に、タモに入れようとするタイミングで魚が暴れると非常に苦労します。

そのためなるべくそれまでに体力を削り、大人しくなった状態で掬えるのが理想です。

足元まで寄ってきたら一度水面まで頭を出し、空気を吸わせます。

特に体力のある青物はこのタイミングでもよく暴れ、足元に突っ込もうとします。

良型青物は特に難しい

その際は慌てず竿の角度を水平に保って耐えます。

疲れて下への突っ込みを止め、再び浮いてきたら再度空気を吸わせます。

そしてある程度動きが収まったらタモを下ろします。

タモは魚の頭の手前目掛けて伸ばします。

竿で魚を誘導する

タモを出したら、なるべく竿側で魚を誘導します。

タモを動かして魚を追いかけてもなかなかうまくいきません。

頭の手前にタモを出せたら、少しラインのテンションを緩めるように竿先を下げます。

すると魚が泳いで前に進み、タモに入ってくれます。

タモのシャフトは脇に挟んで安定させる

タモはそれなりの重さがあり、片手で支えるには少し辛いです。

そのためシャフトのエンド付近を脇に挟むと楽に固定できます。

あとは魚をタモに入れる瞬間に、そのまましゃがむようにして体全体を使いタモを前に押し出してアシストすると掬いやすくなります。

タモ入れ時の注意点

ルアーフックをネットから遠ざける

ルアー釣りで使用するトレブルフックはネットに引っかかりやすいです。

特にタモの外側に引っ掛かると厄介で、取り込みできなくなってしまいます。

なるべくタモを半分程度水の中に入れ、フックとの距離を取れるようにします。

成功確率を上げるアイテム

直径が大きいタモ枠

タモ枠は大きいほど魚を掬いやすくなります。

ルアー用ではLサイズのものもあり、こちらがおすすめです。

携行性重視するのであれば折り畳み式にするとそれほどかさばりません。

しなりの少ないランディングシャフト

ランディングシャフトは安価なものだと柔らかくてしなりが大きく、狙いがブレやすいです。

ミドルクラスの2~3万円のものになると格段に使いやすくなるので非常におすすめです。

タモ入れスキルは必須

釣りをしていると狙っていなくても良型がヒットすることは良くあります。

突然訪れる幸運をものにするために、タモ入れスキルは釣り人にとって必須です。

小さめの魚でもタモ入れすると良い練習になります。

大事な場面で慌てないよう、経験を積んでいきましょう!

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【南あわじ市メガフロート】真冬の泳がせ釣りでヒラメがヒット! https://rei-fc.com/report/megafloat-hirame-1/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=megafloat-hirame-1 Sat, 09 Mar 2024 23:58:20 +0000 https://rei-fc.com/?p=10642 今回は淡路島での釣行です。

海の中はまだ厳寒期ですが、釣れる魚を求めて淡路島南部の釣り公園「メガフロート」へ向います。

朝一はルアー釣りからスタート

朝一の開園と同時に入場しました。

釣り座は奥の沖向きに構え、まずはルアータックルを準備しました。

ショアジギングで青物がいないか探ってみます。

ここは水深が30m程度と深いので、80gのジグを投げます。

ボトム〜中層を探り続けますが反応なし。。。

トップも投げてみますがヒットはありません。

1時間弱続けたところで、泳がせ釣りに切り替えます。

まずはサビキ釣りで餌のアジを確保します。

アジが釣れるか不安でしたが、ボトムまで仕掛けを落として誘っていると幸い割とすぐにヒットしました。

15cmくらいの手頃なサイズです。

ひとまず最小限の数を用意したところで泳がせタックルも準備します。

磯竿4号で大物にも対応可能なものにしました。

  • 竿:磯竿4号 5.3m
  • リール:ダイワ4000番
  • 道糸:PE2号
  • ハリス:フロロカーボン7号
  • オモリ:25号
  • 針:伊勢尼針12号

ボトム狙いで潮の流れに負けないよう、ここではオモリ25号以上が必須です。

仕掛けは三又サルカンを使用した固定式で、捨て糸を1m程度とりました。

1本針でアジを背掛けして投入します。

追加で餌のアジを釣りつつ、ボトム付近を中心に泳がせてみます。

しかし何の反応もないまま時間が経過していきます。

遂にヒット!

穂先は小刻みに揺れることはあるものの、明確なアタリはありません。

そのまま数時間経ち、お昼頃になりました。

時折アジを交換しつつ、様子見を続けます。

するとこれまでとは明らかに異なる大きな反応が竿に出ます!

穂先が暴れており、何かが喰いついているようです。

焦らず本アタリを待ちます。。。

30秒くらい経過し、穂先がグググッと海面に向かって引き込まれたところでアワセ!

ヒットさせることに成功しました!

青物のようなパワーはなく、それほど苦労せずに浮いてきます。

平たい魚影が見えてきました!

そのままタモイン!

ヒットしたヒラメ

釣れた魚はヒラメでした。

45cm程度のサイズです。

ガッツリ針を飲んでいたのでバラす心配はありませんでした。

久々に釣れた嬉しい1枚です!

追加ヒットを狙うも不発

釣果が出て安心したところで、ルアーを投げたりしつつ次のヒットを狙います。

泳がせるタナを中層に変えたり色々試してみます。

しかしそれからはまた沈黙しました。。。

そのまま夕方を迎えます。

アジは飽きない程度に釣ることができました。

ベイトはいるのできっとそれを狙いに大型魚も近づいてくるはずです。

夕まずめのチャンスタイム、他の釣り師にもヒラメがヒット!

しかしこちらはアタリなしで日没となり、納竿です。

しかしキープサイズのヒラメを1枚確保できたのでOKです!

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【シマノ / 14 ブルズアイ】遠投カゴ釣りにおすすめな大型リールを紹介! https://rei-fc.com/review/reel-bullseye/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=reel-bullseye Sun, 19 Nov 2023 09:53:49 +0000 https://rei-fc.com/?p=10152 ブルズアイはシマノの大型スピニングリールです。

遠投カゴ釣りに十分な性能を持っており、ミドルクラスでは非常におすすめなモデルとなっています。

磯カゴ専用と謳われていますが堤防やサーフからのカゴ釣りにも最適です。

基本スペック

ブルズアイは4種類のモデルがあり、ターゲットにより適したモデルが異なってきます。

サイズは5000番と8000番があり、それぞれ2種類のスプール深さがあり糸巻き量が異なります。

モデル 5050 5080 9100 9120
ギア比 4.3 4.3 3.5 3.5
最大ドラグ力[Kg] 12 12 20 20
自重[g] 445 445 540 540
糸巻き量(ナイロン)[号-m]

4-250

5-200

6-170

6-275

8-200

10-150

8-250

10-200

12-160

10-240

12-200

14-170

最大巻取り長(ハンドル1回転)[cm] 84 88 84 84

マダイ・小型青物狙いは5080

良型マダイにも対応可能

マダイやシマアジ・ハマチなどの小型青物狙いの場合はナイロン6号が主流となります。

遠投カゴ釣りでは最大100mのキャストを想定して、ラインは200mは巻いておく方がいいです。

そのため十分なキャパシティがある5080がおすすめのモデルです。

6号ラインを200m以上巻ける

重量も400g台前半であり、大型スピニングリールとしてはかなり軽量です。

またギア比は4.3であり、ローギア仕様となっています。

ショアジギングなどでよく使用されるハイギアモデルでは1回転で1m程度巻けますが、それとは対極となります。

ローギアモデルは仕掛けの回収時にハンドルをたくさん巻くことになりますが、パワーがあるため重みは軽減されます。

特にカゴ釣りでは重い仕掛けを遠くから回収してくるので、この釣りにはローギアモデルを使用した方が楽です。

大型青物狙い

9100/9120はブリ・ヒラマサなどの大型青物を想定したモデルとなります。

特にヒラマサ狙いでは上カゴ仕掛けなど専用の道具を使用した釣りが山陰・九州を中心に盛んです。

カゴ釣りでのヒラマサ狙いも盛ん

最大ドラグ力も20kgと大物に対抗するのに十分なスペックを持っています。

カゴ釣りでの性能は十分

実際にカゴ釣りに使用してみて、遠投性能や巻き心地は良好で非常に満足なリールでした。

巻き上げパワーもあり仕掛け回収時もガンガン巻くことができます。

本体は軽量であるため15号のカゴを使用した本格的な遠投カゴ釣りだけでなく、小物狙いのライトカゴ釣りにも流用できました。

またボディは深い青色をしているカラーリングも気に入っています。

投げ・泳がせ釣りにも

太いラインを巻くことができ、パワーもあるため泳がせ釣りや投げ釣りにも流用可能です。

カゴ釣りだけでなく、色々な釣りを楽しみたい方にもおすすめのリールです

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【南あわじ市丸山海釣り公園】鳴門海峡に面した淡路島の釣り公園!青物・マダイ狙いも可能 https://rei-fc.com/spot/maruyama/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=maruyama Sat, 18 Nov 2023 05:22:23 +0000 https://rei-fc.com/?p=10051 南あわじ市丸山海釣り公園は、淡路島の南端近くに位置しています。

管理された有料の釣り公園となっており、ファミリー層にもおすすめの釣り場です。

鳴門海峡に面しており潮通しが良く、多彩なターゲットを狙える魅力があります。

鳴門大橋が見えるロケーション
住所 〒656-0400 兵庫県南あわじ市阿那賀

 

アクセス

車:神戸淡路鳴門自動車道「淡路島南IC」から11分(6.5km)
駐車場

あり(無料)

トイレ あり(駐車場横)
コンビニ なし
釣具屋 餌、貸し竿あり(受付)
この釣り場での確認済み釣果
アオリイカ・アジ・イシガキダイ・イシダイ(サンバソウ)・ガシラ・カワハギ・カンパチ・グレ・サワラ・スズキ・チヌ・ハマチ〜ブリ・ヒラメ・マダイ・メバル

釣り場概要

釣り場概要
入り口付近から全景

釣り場は磯を取り囲むように半円形の桟橋が続いた形式となっています。

水深は足元で約5m、沖で10m程度となっています。

また手前は沈み根が入っているので、根掛かりには注意が必要です。

桟橋先端付近

おすすめの釣り

サビキ釣りでのアジ狙い

安定して釣果が望めるアジ狙いはファミリー層にもおすすめです。

サイズは20cmまでの小型サイズが中心です。

足元はフグやスズメダイといった外道も多いので、沖を狙える投げサビキもあるとチャンスが広がります。

ルアー・泳がせ釣りでの青物狙い

潮通しが良い釣り場であるため、ハマチカンパチなどの青物の回遊もあります。

大型のメジロ・ブリクラスも狙えます。

ショアジギングや、サビキ釣りで釣れたアジなどを餌にした泳がせ釣りで狙うことができます。

潮流はそこまで速くないので、ジグは40~60g程度があればOKです。

ライトショアジギングタックルでも投げられますが、足元に沈み根があるため最後は潜らせないよう強引なヤリトリも必要です。

そのため良型相手の場合は強めのタックルの方が良いです。

カゴ釣りでのマダイ狙い

オキアミを餌にした遠投カゴ釣りではマダイを狙うことができます。

60cmを超える良型の実績もあるため、本格的なタックルがあると安心です。

ハリスは4号、針はマダイ針8号以上がおすすめです。

沖を狙う必要があり、ある程度遠投が必要であるため遠投性に優れたロケットカゴと遠投ウキの組み合わせがおすすめです。

餌はオキアミの他、特に低活性時にはシラサエビもマダイ狙いには効果が高いです。

エギングでのアオリイカ狙い

足元の根周りにアオリイカが居着いており、釣果が望めます。

後ろ側の足元にも居ないかくまなくチェックしてみましょう。

その他

磯に隣接したポイントであるため、小型のイシダイイシガキダイも時折ヒットするようです。

このような場所ではライトタックルでの底物狙いも面白いです。

小型底物も釣果あり

利用方法

駐車場は無料で利用可能です。

無料駐車場あり

車を停めたら受付へ行き、入場券を購入します。

料金は大人が1000円、中学生以下が500円となっています。

建物の右側が受付

開園時間は季節によって異なるので釣行前に確認しましょう。

時期 開園時間
5~8月 6:00~19:00
9~11月 7:00~17:00
12~4月 8:00~17:00

入場券を受け取ったら駐車場の奥にある道から島へ渡ります。

橋を渡り島の中を通る

途中で階段があるのでカートは使えず、手持ちで運ぶしかありません。

背負子があると荷物の多いカゴ釣りでも移動が楽です。

トイレは釣り座の桟橋の方にはありませんが、駐車場横および受付がある建物に公衆トイレがあります。

なお、コンビニは最寄りのインターチェンジから釣り場までの間にはありません。

事前に昼食などを準備しておく必要があります。

飲み物は受付横に自動販売機があります。

丸山海釣り公園周辺の他の釣り場

この釣り場での釣行記

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【ダイワ/幻覇王弓剣】ライトイシダイに最適な竿の購入談&使用レビュー https://rei-fc.com/review/yumitsurugi/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=yumitsurugi Sun, 12 Nov 2023 06:54:39 +0000 https://rei-fc.com/?p=9879 今回はダイワのイシダイ竿である「幻覇王 弓剣」について紹介します。

ライトイシダイという位置付けで発売されたこの竿は、従来のイシダイ竿よりも軽量で手軽に扱えるモデルとなっています。

現在4.9m・5.2m・5.4mの3種類の長さがあり、それぞれ手持ちや遠投に特化しています。

購入のきっかけ

イシダイは幻の魚であり、簡単には手にすることができない存在である印象を持ち続けていました。

また険しい岩礁帯に生息しているため、そのような場所へ釣りに行くこと自体ハードルが高いと感じ、なかなか手が出せずにいました。

しかし一方で、いつか釣りたいという想いが幼少の頃から長年募ってました。

そんなある日、社会人になり堤防釣りを楽しんでいた時にこの釣りに踏み込むきっかけがありました。

その釣り場は潮通しがよく岩場もあり、水深も深めで大物が狙えるような環境でした。

そこで釣りをしていた底物師のおっちゃんが、目の前でイシダイを釣り上げる光景を目にしました。

千畳敷で釣れたイシダイ
憧れの魚であったイシダイ

その独特の縞模様をした魚体、硬い貝も噛み砕く強靭な口、その精悍な姿になんでカッコいい魚なんだと改めて思いました。

イシダイ釣りは道具を揃えるのにもお金がかかり、餌の準備も大変。

またボウズも当たり前で幻のまま釣れないかもしれない。。。

そんな不安ももちろんありました。

しかし葛藤の中、最後はどうにかしてこの魚を手にしたい、憧れのままこの釣り人生を終えたくないという想いが勝りました。

そして困難が待っていたとしても乗り越えるという決意を固め、遂にこの釣りに踏み出すべく必要なタックルの情報収集を始めました。

そこで知ったのが、ダイワが提唱するライトイシダイというコンセプトです。

これはヘビーなタックルで大型イシダイを迎え撃つ従来の釣りとは異なり、軽量なタックルでもっと手軽にイシダイ釣りを楽しむというものでした。

小型・中型のイシダイやイシガキダイであればもっと身近な堤防や地磯にも多く生息しているとのこと。

底物釣り初心者にとってもこれならある程度敷居が低く、とっつき易いのではと感じました。

プロの釣り師である村越正海さんもこの釣りを楽しんでおり、小型イシガキダイも本命とする新しい底物釣りのスタイルが紹介されていました。

これなら大変なイシダイ釣りのハードルを下げつつ、本命に近づけるのではないか…?

そう考え、それからはこの釣りで推奨されていた幻覇王 弓剣を購入するまでそう時間はかかりませんでした。

購入したモデルは、3タイプの中で最も短い手持ち494でした。

軽量化されているとはいえ、5mを超える竿は慣れていないと扱いも大変だろうと考えました。

また遠投性はそれほど重視しなくても良いと思い、取り回しやすさ重視でこのモデルを選択しました。

  • 全長[m]:4.90
  • 仕舞寸法[cm]:135
  • 自重[g]:465
  • 錘負荷[号]:15~25

併せてリールもこの釣りに推奨されているライトモデルにしました。

  • 標準糸巻量 PE[号-m] :5-360, 6-300
  • 自重[g]:470
  • 巻取り長さ(ハンドル1回転あたり)[cm]:100
  • ギア比:6.4
  • 最大ドラグ力[kg]:8
ライトイシダイタックルを購入

幻覇王弓剣を使用して感じたメリット・デメリット

喰いこみ性能は抜群

元径が20mm以下と細身の設計であるこの竿は標準的なイシダイ竿と比較して繊細です。

そのため喰い込み性能が優れており魚に違和感を与えにくいです。

小型の魚のアタリも捉えることができ、竿の舞い込みを多く経験できます。

特に夏場に多い20~30cmの小型イシガキダイもヒットさせることができました。

実際に横でMHやHクラスのイシダイ竿を使用している釣り仲間と比較して、ヒット率は高く感じます。

手のひらサイズも掛けられる

ラインもPEを使用するとより明確にアタリが分かります。

その場合、根ズレ対策としてある程度太めのラインを選択すると良いです。

現在私はPE10号を100m程度巻いています。

PE10号を使用

またこの竿の利点として、伊勢尼12~13号程度の小さい針も使用できます。

通常のイシダイ竿の硬さでは先に針が負けてしまうため頑丈なイシダイ針が必須です。

しかしこちらは竿の柔軟性により針が曲がらずヤリトリができる利点があります。

伊勢尼13号で釣れた40cmのイシガキダイ

特に餌にイワガニを使う場合は、太いイシダイ針では身が崩壊してしまい付けられません。

伊勢尼等の細軸の針が必須であるため、弓剣が持つ柔軟性がそれを可能とします。

ウニやサザエといったイシダイ釣りの代表的な餌は、売っているお店も限られます。

一方イワガニは多くのお店で売られており、入手しやすくより手軽にイシダイ釣りを行えます。

イワガニ餌での手軽な釣りが可能

軽量で疲労なく取り回しが容易

竿とリールで重量は合計1000g以下となっており、従来のイシダイタックルよりも非常に軽量です。

そのため1日中釣りをしていても疲れにくく、軽快な釣りが可能です。

4.9mの手持ちモデルは足場の悪い磯でガイドにラインを通す際の手間が緩和されます。

またキャストする際や回収時など実釣時にも扱いやすく手間がかかりにくい長さでした。

本命のパワーも受け止められる

ライトタックル用の竿ですが、本命の強烈な突っ込みもしっかりと受け止められるパワーを持っています。

柔軟な竿ですが竿尻を腹に押し当てて耐えていれば、魚を浮かせることができます。

その際に従来の木製の石突きとは異なりソフトタイプのメリットを感じました。

特に夏場の薄着の時であってもお腹が痛くなりません!

ソフトタイプの石突き

海面に映えるオレンジの穂先

竿の穂先部分45cm程度はオレンジ色の塗装がされています。

青い海をバックにすると非常に見やすく、穂先を揺らす小さいアタリも見やすいです。

鮮やかなオレンジ色の穂先

握りやすいグリップ

握りやすいグリップ

グリップは螺旋状の溝が入っており、キャスト時にもしっかりと握り込めます。

濡れた手でも滑りにくく、ヤリトリも安心してできます。

他の釣りにも転用可能

ライトとはいえイシダイ竿なので、ある程度のパワーがあり大物にも対応できます。

青物狙いの泳がせ釣りや、根魚狙いのぶっこみ釣りなど置き竿スタイルの釣りに色々と転用できると感じました。

パワーファイトには向かない

この竿のデメリットとしては、やはり通常のイシダイ竿ほどのパワーファイトはできない点です。

60cmの大型イシダイを根に入られないよう強引に浮かせるといったヤリトリは厳しいです。

記録狙いの釣りで大物を確実に獲りたい場合には向いていません。

あくまで竿のしなりを利用し、チヌのフカセ釣りのように竿の復元力で体力を削るヤリトリが必要です。

それでも40~50cmのアベレージサイズ相手では、主導権を握らせず一気に取り込むこともできました。

ライトイシダイの挑戦は続く…

私は最初の1本としてこの幻覇王弓剣を購入しましたが、総合すると非常に満足しています!

このタックルを使用して、まず小型のイシガキダイが釣れて底物釣りの一歩を踏み出せました。

そしてイシガキダイの釣果が続く中、ついに初めての本命・イシダイも釣ることができました!

憧れの魚までの距離をグッと縮めてくれたこのタックルで、これからも更なる釣果を出していきたいです。

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【丸山海釣り公園】両軸遠投カゴ釣りで小型マダイ連発も大型は現れず… https://rei-fc.com/report/maruyama-kago-1/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=maruyama-kago-1 Sun, 05 Nov 2023 05:47:39 +0000 https://rei-fc.com/?p=9927 今回は淡路島の釣り公園での釣行です。

島の南端付近、鳴門海峡に面した良さげなロケーションである丸山海釣り公園に初挑戦します。

釣り方は遠投カゴ釣りをしつつ、合間にルアーも投げてみようと思います。

途中、釣具屋で餌を買い、7時の開園と同時に入場します。

朝一はトップで青物狙い

釣り座に到着し、早速準備します。

直前に買ったカゴ釣り用のオキアミはまだ解凍できていなかったので、まずルアーで青物を狙うことにしました。

オキアミを海水に浸けて解凍しつつ、青物用タックルをセットします。

  • 竿:ショアジギングロッド10ftヘビー
  • リール:シマノ6000番
  • 道糸:PE3号
  • リーダー:フロロカーボン50lb

ルアーはトップゲーム用のダイビングペンシルを使うことにしました。

左から右へ横風が吹いており、海面も少し波立ってます。

また潮も右方向へ流れており、道糸がどんどん流されます。

丁寧にルアーを操作しないとミスダイブしてしまうので、ルアーの動きをよく見ながら引いてきます。

するといきなり反応が出ます!

朝日に照らされ始めた海面に、突然水しぶきが立ちました。

ルアーにアタックしてきた青物の姿が一瞬見えました!

しかし直接ルアーに触れることはなくミスバイトで終わりました。。。

しばらく同じルアーを投げ続けましたが、それからは反応なしでした。

遠投カゴ釣りスタート

朝マズメの時間が終わり、オキアミの解凍もできたのでカゴ釣りを始めることにします。

今回は以下の両軸タックルで釣ります。

  • 竿:ダイワ遠投磯竿4号 5.7m
  • リール:アブガルシアベイトリール
  • 道糸:ナイロン6号
  • ウキ:遠投ウキ15号
  • カゴ:ロケットカゴ15号
  • ハリス:4号 1ヒロ
  • 針:チヌ針4号
  • 撒き餌:生オキアミ1.5kg+アミエビ1kg
  • 付け餌:生オキアミ

撒き餌はオキアミとアミエビのミックスです。

付け餌もこのオキアミブロックから取ります。

9時頃に準備が整い、まずは水深チェックです。

この釣り場は沖で大体10m程度あるようです。

中層からやや底付近を狙い、まずは60~70m付近に投入します。

潮は朝一とは逆の左方向の流れに変わっていました。

激流の鳴門海峡らしく流速があり、1~2分が仕掛けを流せる限界です。

そんな中続けているとファーストヒットは手のひらサイズのチャリコ。。。

このあとも3枚ほど釣れ続けましたが、ウキを消し込む良いアタリは来ません。

正午を過ぎると、今度はまた潮が左から右方向へ流れ出しました。

またやや沖の方向へ流れていたので、軽くキャストしそのまま潮に乗せて仕掛けを流してみます。

遠い沖のポイントまで探れますが、ラインが150m程度出ると回収が大変です。

ハイギアタイプのリールなのでまだマシですが、なかなか疲れます。

また時折船が通過するので周囲に注意しながら釣ります。

肉体的にも精神的にも消耗する中、13時を過ぎたあたりで仕掛けを回収しようとすると抵抗感を感じます。

確実に魚の引きを感じられ、これまでのチャリコとは違います。

しかし苦労せず浮いてきたのは小型のマダイでした。

30cm弱あり、針を飲まれていたのでキープすることにします。

いよいよ連発か!?と思い同じパターンで仕掛けを流しますが続きません。。。

すると今度は潮の流れが止まってきました。

100m遠投でサイズアップ

潮流は無くなったものの、沖に良い感じの潮目が出来ていました。

距離は約100m。

遠投両軸タックルなら射程圏内です。

まだまだチャンスありと思いキャストを続けます。

沖の潮目めがけて遠投

すると14時頃、ウキに怪しい反応が出ました。

ピョコピョコと動きましたが沈みきらず、そのまま浮いています。

しかしアワセを入れるとヒットしました!

先ほどよりも引きが強いです。

足元まで寄せた魚の姿を確認し、そのまま抜き上げます!

2枚目のマダイをキャッチ

少しサイズアップして35cmのマダイでした。

この日最大の35cm

ようやく釣った感が出るサイズの魚が獲れました。

餌も残り少なくなりましたが、さらにサイズアップを目指します。

本日の釣果

  • マダイ✖️5(15~35cm)

そのまま餌が尽きるまで投げましたが、以降は反応なく15時に終了です。

最後にまたルアーも投げましたが無反応なので撤収することに。

合計でチャリコを含む5枚で、そのうち大きい方の2枚をキープします。

鳴門海峡の複雑な潮流に翻弄されましたが、また今度大型マダイに挑戦したいです!

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イシダイ釣りの代表餌!ウニの使い方を解説 https://rei-fc.com/column/ishidai-uni/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=ishidai-uni Wed, 25 Oct 2023 12:55:19 +0000 https://rei-fc.com/?p=9828 イシダイ釣りではカニなどの甲殻類やサザエといった貝類など、様々な種類の餌が使用されます。

その中のひとつがガンガゼウニです。

一般的な食用のウニとは異なり、味は劣るため食用とはされていないのでイシダイ用釣り餌として各地の釣具店で販売されています。

釣り餌として使用されるガンガゼウニ

この記事ではウニ餌の使い方や必要な道具について解説していきます。

ガンガゼウニのメリット

餌盗りに強い

ウニはそのトゲによって餌盗りから身を守れるため、特に高水温期に有効な餌です。

イシダイ釣りでは特に高水温期には様々な餌盗りが姿を見せます。

同じ底物であるイシガキダイのみならず、ブダイ・フグ・カワハギ・サンノジなど各種の磯に棲む魚もヒットします。

身が柔らかい貝類やカニではイシダイが餌を口にする前にあっという間になくなることも多々あります。

餌盗りとの戦いになることも多い

一方ウニ餌では餌盗りにつつかれるものの、殻に守られているためすぐに無くなることはありません。

最初は餌盗りに包囲されることもありますが、イシダイが近づくまで餌を持たせやすいのでヒットのチャンスが広がります。

比較的安価

釣具屋ではガンガゼは1個100~150円程度で売られており、サザエやヤドカリといった餌よりも安価に入手できます。

ただ、都心部のお店ではほとんど売っておらず、イシダイ釣りが盛んな地域に限られます。

また活き餌なので釣行前の在庫状況は要確認です。

お店によっては事前予約が可能となっています。

必要な個数は釣り場の状況によって変わりますが、1日釣る場合では多くても40~50個程度になります。

アタリがない時は20個でも余ることもあり、何個用意するかは悩みどころです。

しかし同じ釣り場に何度か通うと、だんだんと餌の消費具合が分かってきます。

私自身はとりあえずウニを20~30個程度購入し、餌が尽きた場合にも備えてカニ餌も購入したり、現地の磯で貝類を採ったりします。

イガイがあるような場所では、イガイ取り器が役立ちます。

安定した釣果

ウニ餌はイシダイ釣りでの実績も十分であり、安定して釣果を望める餌です。

そのため各地のイシダイ釣りで主流となっている餌です。

千畳敷で釣れたイシダイ
ウニ餌にヒットしたイシダイ

ウニ餌の付け方

ウニを針へ付ける手順としては、まず長いトゲをハサミで短くカットします。

ウニ切りはさみは切れ味が良く、サクサク切ることができ快適です。

まずトゲを短くカットする

なおバッカンから取り出す際はタチウオバサミがあると便利です。

使い勝手の良いタチウオバサミ

ウニに特化したトングもありますが、外道のウツボなどが釣れた際にもロングノーズで安全に抑えさられます。

また後述する針へ付ける際にもこのタチウオバサミが役立ちます。

次に専用のウニ通しを殻の中心に貫通させ、先端にワイヤーハリスを引っ掛けて引き抜きます。

ウニの下面に口があるので、その中心からウニ通しが出ていることを確認しましょう。

中心にウニ通しを刺す
針先を殻の中に埋め込む

最後に針先が殻の中へ隠れるよう押し込みます。

力を入れすぎると殻が割れて崩壊してしまうので、慎重に行いましょう。

通したワイヤーハリスで持ち上げ、上からタチウオハサミでトントンと軽く叩くとやりやすいです。

ウニは基本的には1個付けですが、餌持ちを良くしたり活性を上げたい時は2個付けにすることもあります。

下側の針が付いている方が喰わせ餌となり、上側のウニは撒き餌として活用できます。

その際は下側のウニの上面のトゲを短くカットし、2個のウニが密着するようにします。

また上側のウニにハサミで切れ込みを入れ、海中で中身が拡散するようにします。

最後にハリスにエサホルダーを通し、上のウニがズレないよう固定します。

ウニの2個付け

餌の管理

紫色の汁が出るため水交換が必要

活きたウニ餌は基本的に海水に浸けておきます。

釣具店から釣り場までといった少しの時間であれば水なしでも大丈夫ですが、釣り座に着いたらすぐに海水を汲みましょう。

そのため水汲みバケツは必須です。

イシダイ釣りは他にも色々と道具が多いので、コンパクトに折り畳めるタイプが良いでしょう。

ウニを入れるには大容量のキーパーバッカンが便利です。

主にフカセ釣りなどで使用され、魚を活かす目的の道具であるためエアーポンプのポケットも付いています。

トゲが長く嵩張るガンガゼですが、45cmタイプでは50~60個余裕で入ります。

なお、ウニは水に入れているとだんだんと紫色の汁を出してきます。

そのままにして水質が悪化するとウニが弱るため、1時間に1回を目安に水を交換した方が良いです。

イシダイのアタリ

ウニ餌の時はまずイシダイが殻を割る前アタリがあり、その後竿が海面に突き刺さるような本アタリが出ます。

餌盗りの場合は穂先が軽く揺れる程度のアタリだけが続き、殻に穴が空き中身のみ食べられたり芯だけ残ったりします。

中身だけ食べられた場合
芯が残った場合も餌盗りのアタリ

本命の場合は餌盗りの時よりも強めの前アタリが出ます。

また芯まで食べられて針に何も残っていない時は底物の可能性が高いです。

ウニ餌のデメリット

遠投釣法には不向き

ウニは重量があり、空気抵抗も大きいため遠投はしづらいです。

遠くのポイントを攻めたい場合はサザエなど軽くてコンパクトな餌が向いています。

ウニ餌では足元やちょい投げ程度の範囲での釣りになります。

低活性時には喰いが悪い

殻に守られたウニですが、冬場の低水温期にはそれが欠点となります。

ただ、同時に餌盗りも減るので海の状況を見ながら、貝類など柔らかく喰い込みの良い他の餌も試すと良いでしょう。

ウニ餌での釣行記

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大型イシダイを手にするために!必要タックル・仕掛けを解説 https://rei-fc.com/column/ishidai/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=ishidai Sun, 22 Oct 2023 02:17:58 +0000 https://rei-fc.com/?p=9679 磯の王者とも称されるイシダイは、底物師と呼ばれる専門に狙う人もいる憧れの魚です。

成長するにつれて口の周りが黒くなるため、大型の個体はクチグロとも呼ばれます。

また7本の縞模様が特徴的な魚であり、成長するとメスは模様が残りますが、オスは段々と消えてほぼ銀一色となります。

大型イシダイ(オス)

一方で同じく底物で外道としてもよくヒットするイシガキダイは成長すると口の周りが白くなり、クチジロと呼ばれます。

70cmクラスのクチジロ

今回の記事では大型のイシダイを手にするために必要なタックル・装備を紹介します。

タックル概要

竿

大型のイシダイ狙いにはパワーがある専用竿を使用します。

この専用竿は遠投用・手持ち用で長さが異なり、釣り方によって変わります。

足元が浅い場所では遠投し、置き竿にしてアタリを待ちます。

この釣り方では5.4m程度の長さがあり、遠投性に優れたモデルが適しています。

逆に足元から深く、真下を狙う場合は手持ちで狙うこともあるので取り回しがしやすく軽量な短めの5m弱程度の長さを使用します。

どちらの釣り方も行う場合はその中間的な5.2m程度のオールラウンドモデルもあるので、こちらがおすすめです。

なお、イシダイ竿はどれも高価でありちゃんとしたモデルでは最低5万円程度からになります。

比較的安価で性能も十分であり、最初の1本におすすめのモデルは以下のとおりです。

21キングフォース 石鯛 MH504/MH544【ダイワ】

実売価格5万円台で十分な基本性能を持ったダイワの本格イシダイ竿です。

竿尻がソフトタッチボトムとなっていることが特徴で、ヤリトリの際に腹に押し当てて支えても痛くありません。

取り回しのしやすい5.0mと遠投用の5.4mの2タイプがあります。

  • 全長[m]:5.00 / 5.40
  • 継数[本]:4
  • 仕舞[cm]:136 / 151
  • 先径/元径[mm]:1.8/22.9
  • 自重[g]:610 / 645
  • 錘負荷[号]:15~30 / 25~40
  • 適合道糸:ナイロン[号] 18~28、PE[号] 10~15
  • 適合ハリス:ワイヤー[番] 40~37、ナイロン[号] 8~14

22 リアルパワー 石鯛 MH500/MH525/MH540【シマノ】

実売4万円台と手頃な価格で長さもMHでは3タイプあります。

オールラウンドに各フィールドを攻めるにはMH525がおすすめです。

  • 全長[m]:5.00 / 5.25 / 5.40
  • 継数[本]:4
  • 仕舞[cm]:137 / 143.5 / 146.5
  • 先径[mm]:2.0
  • 自重[g]:570 / 615 / 620
  • 錘負荷[号]:15~30 / 25~35(MH525, MH540)

リール

リールもイシダイ専用のものがあります。

大型の両軸リールであり、値段は3万円程度からとなります。

遠投する場合はラインキャパシティが大きく、200mほどのラインを巻けるモデルを選択します。

手持ち釣りがメインであれば、軽量である小さい番手が使いやすいです。

シーライン 石鯛 40/50/40H遠投【ダイワ】

ダイワのスタンダードなイシダイ用両軸リールです。

番手は40・50・40H遠投の3タイプとなっています。

40H遠投はハイギアモデルとなっており、遠投後の道糸の巻取りも楽になります。

  • 1回転あたり巻取り長さ[cm]:92(40,50)/ 120(40H遠投)
  • ギア比:4.9(40,50) / 6.4(40H遠投)
  • 自重[g]:585(40,40H遠投) / 610(50)
  • 最大ドラグ力[kg]:13(40H遠投) / 15(40,50)
  • PE糸巻量[号-m]:10-200(40) / 12-180(40H遠投) / 12-230(50)
  • ナイロン糸巻量[号-m]:20-150(40, 40H遠投) / 20-190(50)

23 スピードマスター 石鯛 2000T/3000T/4000T【シマノ】

こちらは3タイプのラインナップであり、番手が小さい方からそれぞれ手持ち・オールラウンド・遠投に適しています。

ギア比が大きく巻取り長さが長いことが特徴です。

  • 1回転あたり巻取り長さ[cm]116(3タイプ共通)
  • ギア比:6.2(3タイプ共通)
  • 自重[g]:710(2000T) / 720(3000T) / 730(4000T)
  • 最大ドラグ力[kg]:12(3タイプ共通)
  • PE糸巻量[号-m]:8-240(2000T) / 8-270, 10-220(3000T)  / 10-300(4000T)
  • ナイロン糸巻量[号-m]:16-130, 18-110(2000T) / 18-150, 20-130(3000T) / 18-200, 20-170(4000T)

ライン

道糸はナイロンラインの20号前後が主流となります。

PEラインの場合は根ズレ対策のため、15号程度あると安心です。

なお、PEは絡まりやすいという弱点はあるものの、伸びが少ないため根掛かり時にラインを引っ張って切りやすいという利点があります。

仕掛け

捨てオモリ仕掛け

三又サルカンを用いたシンプルな仕掛けです。

簡単な仕掛けでありオモリが最も下になるため、根掛かりしにくくすることができます。

捨て糸は20~30号のオモリをキャストしても切れないよう、フロロの7~8号程度を使用します。

サルカンはワイヤー仕掛けに対応した、ハリス側がスクリュータイプになっているものを選択しましょう。

誘導仕掛け

天秤を用いた誘導式の仕掛けであり、穂先までダイレクトにアタリが伝わりやすい仕掛けです。

魚に違和感を与えづらく、食い込みを重視したい時に使用します。

こちらは瀬ズレワイヤーとセットになった仕掛けも各種あるので、特に初心者にはおすすめです。

ハリス・針

ワイヤーハリス仕掛け

鋭い歯を持つイシダイには、ワイヤーハリスが基本となります。

号数はワイヤー37~38番に、イシダイ針15~17号程度を結束します。

ハリスの固定にはスリーブを通して、ハンドプレッサーで圧着します。

スリーブのサイズは「S」程度でOKです。

ハンドプレッサーもカシメられるサイズが決まっているので、スリーブに合うものを選択します。

スリーブサイズに合ったプレッサーでカシメる

根掛かりでロストすることもよくあるので、最低でも2~3本は予備もあらかじめ作っておくと釣り場ですぐ交換でき楽です。

ハリスと針が結束されたセット品もあるため、こちらはすぐに使用できて楽です。

イシダイ釣りにおすすめの道具類

イシダイ釣りで使用する道具類は以下の記事で紹介しています。

どれもほぼ必須レベルの道具であり、持っていると快適なイシダイ釣りができます。

大型イシダイの実績ポイント紹介

イシダイは外洋に面した磯場が主なポイントとなります。

以下の記事で紹介した釣り場がイシダイ狙いも可能となっています。

手軽さを重視したライトイシダイ

ライトなタックルで手軽に中・小型のイシダイ・イシガキダイ狙いをしたい方にはこちらもおすすめです。

場所によってはアクセスが容易な堤防でも行えるため、敷居の低い釣り方で初心者でも挑戦しやすいです。

ライトイシダイでは小型イシガキダイもターゲット

その他イシダイ釣り関連記事

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【白浜・千畳敷】南紀白浜の地磯でイシダイ釣り!ライトタックルで本命ゲット! https://rei-fc.com/report/senjojiki-ishidai-1/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=senjojiki-ishidai-1 Mon, 09 Oct 2023 01:56:11 +0000 https://rei-fc.com/?p=9715 今回は和歌山・南紀の磯でのイシダイ狙いです。

秋シーズン真っ只中であり期待大です。

朝8時頃に釣り場に到着しました。

今回は白浜町にある千畳敷での釣行です。

序盤は反応が薄い時間が続く

この日は以下のタックルを用意しました。

イシダイ専用のライトタックルです。

  • 竿:石鯛竿 5.0m
  • リール:両軸リール2000番
  • 道糸:PE10号
  • ハリス:ワイヤー37番 20cm
  • オモリ:25号
  • 針:石鯛針15号
  • 餌:ウニ

仕掛けは捨て糸を使用したシンプルな先オモリ方式です。

オモリは25号を付けます。

ハリスはワイヤーの37番、針は石鯛針15号です。

餌はガンガゼを20個用意しました。

仕掛けのセットを終えて、第1投です!

まずは割と手前の20m付近に投入しました。

やや風が吹いており、横風でラインが流されますが仕掛けは落ち着きます。

ですが何投かしても反応は何もありません。

餌のウニはそのまま残って帰ってきます。

手前だけでなく沖の方にも遠投し、イシダイの居場所を探します。

色々ポイントを変えてみますが、たまにウニが齧られるだけで本命らしき反応はありません。

さらに風で穂先が揺れ、アタリも分かりづらくなります。。。

ひたすら打ち返し、アタリ待ちで時間が経過し午後に突入します。

良いアタリが出始め、そしてヒット!

昼過ぎになっても相変わらず風は吹いています。

また潮が満ちてきて若干流れも出てきました。

しばらくは午前中と状況は変わらずでしたが、ここでようやく穂先にアタリが出ます!

餌を突くアタリは続きましたが、5分ほどで反応がなくなり回収してみると完全に餌がなくなっています。

それからはほぼ毎回餌が齧られたり、盗られるように。

正体は分かりませんが、小魚も混じっているような気がします。

餌盗り対策でウニの針を少し長めに残して投入してみます。

この時には手前・沖の両方でアタリが出始めており、本命ポイントが絞り切れません。

しかしその後、手前付近に仕掛けを入れた時、ガガガッと明確なアタリが来ます!

これまでで一番大きく穂先が揺れました。

もしかして本命か…?

疑惑を検証するため、再度同じポイントへ仕掛けを入れます。

そして数投後、また同じような強いアタリが!

かなり穂先が曲がり、そして元へ戻る動きを繰り返してます。

前アタリの段階では焦らずじっと待ち、そして遂に本アタリが来ました!

やや右方向へグーンッ!と竿が絞り込まれ、ここでアワセ!

しっかり竿に重みが乗ったことを確認すると、一気に巻き上げます!

それなりの魚であることは確信しますが、まだ正体は分かりません。

本命イシダイか、イシガキダイか、それともブダイなどの外道か。。。

などと考えながらヤリトリし、そして水面に浮いてきて見えたのは縞模様の魚!

一気に抜き上げ、ランディング成功です!

本命イシダイ

釣れたのは本命のイシダイでした!

縞模様が美しい雌の個体です。

サイズはそれほど大きくはありませんが嬉しい1枚です。

本日の釣果

  • イシダイ✖️1(43cm)

その後もウニを投入しましたが、アタリはなくなりました。

夕方まで粘りましたが追加ヒットはなしです。

しかし本命が釣れて満足な釣行でした!

イシダイ用ストリンガー
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